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 建設関連 IT メールニュース Vol.39 - Date : 2004/4/30 Fri
            ”月2回発行予定”

          http://www.archiweb.com/itnews/index.html
(上記アドレスで過去のバックナンバーと編集者の略歴を掲載しています)

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         皆様こんにちは。建設関連 IT <>Newsです。

4月22日〜25日、東京ビックサイトで「国際ブックフェア2004」が開催さ
れました。駆け足で見てきましたのでご報告いたします。
今年はデジタルブック元年とも呼ばれ、IT系の目玉は、「電子書籍携帯
端末」とのことでした。そのなかから「ソニーのリブリエ」と「松下電
器産業のΣBook」をご紹介いたします。
「ソニーのリブリエ」は、重さ190グラム、薄さ13ミリ、大きさはシステ
ム手帳より少し大きい程度で、背広の胸ポケットに入れるにはちょっと
厳しそうですが、読書・持ち運びには手ごろの大きさです。
価格はオープンですが、ネット上で調べると41,790円と、筆者が買うに
はチト高いかなーと思いますが、皆様いかがでしょか。
デジタル本も色々販売されており、気になるお値段は、315円/1冊〜、
1,050円/月で会員になると5冊まで購入できるなどのメンバーシップも
用意されています。リブリエのHPは下記です。
http://www.jp.sonystyle.com/Product/Librie/Ebr-1000ep/Store/index.html
ご参考まで。<編集後記に続く>
[天神]

 ■□■[読者の声 ] ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

天神さん いつもお送り頂き有難うございます。
ただ、内容が難しくて途中で読むのをあきらめること多々あります。
たまにはお得意なゴルフの話し(最近のスコアなどもお聞きしたいとこ
ろです)など載せて頂ければ、読む気倍増ですが、いかがでしょうか!

                        【H社 Sさん】     
----------------------------------------------------------------- 

国交省の、「電子納品に関する手引き(案)」を見ておりますが、地方の
建設会社としては、例えば何を買うのかを明確にしてもらった方が便利
なのですが、いかがなものでしょうか。
また、完成図書渡したら電子納品にしますといサービスがあれば利用し
たいところです。
                        【A社 Aさん】  
   
 ■□■[ I N D E X ]■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】建設通信新聞
  ・電子入札実施状況 −3月に90%到達−

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【2】日本経済新聞
  ・パソコン出荷台数 大手4社とも増加へ 

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【3】アメリカの建設週刊誌「エンジニアリング ニューズレコード(ENR)」
  ・中国建設工事業者、アフリカ・スーダンに進出
  ・2010年には中国が工事用重機で世界をリード 
     
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

【1】建設通信新聞 4/23

■電子入札実施状況 −3月に90%到達−■

国交省は、2003年度の電子入札実施状況をまとめた。昨年4月での参加者
は3割程度に過ぎなかったが、3月には91〜96%に達した。また、すべての
入札参加者が電子で対応した完全電子入札案件は、3月には8割弱を占めた。
電子入札の参加に必用なICカード利用者登録数は、3月末に29,772件となっ
ている。
昨年度は1億円未満の指名競争は、他の入札方式に比べ電子入札の普及が
遅れていたが、04年に入ってからは8割を超えるようになっている。
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

【2】日本経済新聞 4/29

■パソコン出荷台数 大手4社とも増加へ■

NEC、富士通、東芝、ソニー各社では、2004年度の国内パソコン出荷台
数計画がまとまった。4社合計で約805万台と昨年度実績と比較し7.6%
伸びると予想している。
ただ、国内市場では単価下落が著しく、販売台数増と海外向け販売強化
で収益を確保する狙いだ。
海外出荷台数比率は、富士通が61.3%、東芝が76.4%、ソニーが67.6%と
引き上げる方針だ。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

【3】アメリカの建設週刊誌「エンジニアリング ニューズレコード(ENR)」

■中国建設工事業者、アフリカ・スーダンに進出■

中国の建設業者のアジア、中東への進出は目覚しいものがある。
アフガンの道路建設工事(既報)、イラクでのインフラ復興工事などが
進行中であるが、アフリカ・スーダンでのナイル河関連の工事(灌漑、
発電、ダム)でも中国勢が進出し、主要な4つのプロジェクト(全体で
15億米ドル:1.6兆円の規模)の内、三つのプロジェクトの契約を獲得し
ている。
昨年6月のナイル・メロウ ダム工事(6.5億米ドル:710億円)、今年
に入り発電所とその関連施設で、契約高は4.6億米ドル(590億円)に達
している。
発電施設で競争しているのはフランス位で、技術者の数、ワーカーの数
とその労働コスで圧倒的な優位に立っているようだ。

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■2010年には中国が工事用重機で世界をリード■

中国の建設ラッシュで、工事用重機;パワーショベル、クレーン、トラ
ック、ドーザー、ローダーなどのマーケットが拡大され、激しい競争が
展開されている。
パワーショベルの例では、昨年は4万2千台が生産され、本年は5万5千台
に増える見通しである。
このような動向からすると、中国での重機の生産と消費は、2010年には
世界最大の規模になるであろう。
本年3月〜4月にミュンヘンで開催された工事用機器の展示会では、中国
のメーカーの出展社数は2001年比で3.7倍、新規参加が30社となっている。
海外からの中国への重機輸入は韓国、日本で70%を占める。
韓国のダイウ20.3%、ヒュンダイ20.0%、日本の小松16.7%、日立12.3%と
なっている。

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= 編集後記 =
続いて「松下電器産業のΣBook」をご紹介いたします。
重さ520グラム、薄さ25ミリ、大きさは折りたたみA5サイズでシステム
手帳より少し大きい程度です。ソニーのリブリエとの大きな違いは、折り
たたみ両面表示(本のようなデザイン)です。ただその分、重さ、厚さと
もリブリエより少々あります。
価格は37,900円。こちらはリブリエより少し安めですが似た価格帯です。
デジタル本はジャンルも広く販売されだしており、お値段は、330円/1冊〜、
1,050円/月で会員になるメンバーシップも用意されています。
ΣBookのHPは下記です。
https://www.sigmabook.jp/SigmaBook/Entrance.do
さて、薄型がいいか、両面表示がいいか、安くなるまで待つか、悩みはつ
きません。皆様はいかがでしょうか。
[天神]

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                      編集協力:桑形松夫 
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